謎のお酒「バイアグロ」!?写真の「バイアグロ」もそのひとつ。 中身は養命酒というか、薬用酒みたいなもので、なんと言うか、 一応ワインという触れ込みになっていますが、フィリピン人が大好きな タンドアイという、ローカルのお酒の味によく似た液体が入っています。 タンドアイというのも、これも、フィリピンの人はラムだというのですが、 まあ、サトウキビから作ってるんでしょうが、絶対何か化学的な処理の下 に生みだされた安酒で、赤くて、なんとなく、昔の赤玉ポートワイン (知ってる人います??)を思わせるような色合い、甘味がやや強くて、 特に香りもなく、お世辞にもおいしいとはいえない酒なんですが、 バイアグロは多分これをベースにちょっとだけなんか薬っぽいのを入れ水 で割ったような飲み物なんだと思います。 しかし、ネーミングもさることながら、このラベルいいでしょう? ビキニのおねえさんと、マッチョマン! これ飲んだからって、絶対そっちのほうには効かないと思うのだけど、 ラベルだけは何かしら期待をさせるものがあります。 一般的にフィリピンの人たちはHに関する話題は結構オープン。 いろいろナチュラルなバイアグラを 沢山知っていて、(まあ、日本でいえばニンニクとか、ウナギとか精の つくものですよね)そういうことに関する関心はやたらと高いのです。 つまり、このネーミングはそういうマーケティング戦略を踏まえた上で つけられたというわけで、馬鹿にしたものではないわけです。 …というのも、まだ世界的にオリジナルの薬「バイアグラ」が売り出さ れる前に、私、この「バイアグロ」と同じ物をフィリピンのミンダナオ島 で、飲んだ覚えがあるのです。 確か、あの時は「ファイターワイン」という名前だったと思うんだけどな。 おそらくそれが改名して、「バイアグロ」になったんでしょう。 でも、いいよなあー。バイアグロ! 皆さんも、セブに着たら、お土産にどうぞ! でも、飲んでも多分効かないからねー! それどころか、おそらく、飲みすぎると、 おしっこ以外には役に立たなくなる可能性 のほうが、はるかに高くなると思われるので、 気をつけてくださいね。 また妙な類似品を発見しました。 その名も「VINO DE CHINO」 中国ワインという意味でしょうか? しかしこれも怪しい! ラベルが、またもや同じブリーフ男系です。 よく見ると漢字で「衛生薬酒」と書かれています。 何で、この手のお酒にはマッチョマンとブリーフがつき物なんでしょうかねえ? 発想の貧困さが妙なおかしさを醸し出していて、セブのお土産にはもってこいです。 いったいどんな味がするのかは謎です。 大体想像はつきますが、それだけに今ひとつ飲む勇気が出ないのです・・ ジャンル別一覧
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